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密着 「バブル」の防御、限界 陽性次々、無念の棄権

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サッカー男子1次リーグの日本戦を前に記者会見する南アフリカのノトアン監督(左)とマレペ選手=味の素スタジアムで2021年7月20日(代表撮影)
サッカー男子1次リーグの日本戦を前に記者会見する南アフリカのノトアン監督(左)とマレペ選手=味の素スタジアムで2021年7月20日(代表撮影)

 1年延期した東京オリンピックはようやく開幕するが、諸課題は依然として解決のめどが立たない。新型コロナウイルスの感染対策は徹底されず、無観客開催の弊害で東京都には重い財政負担がのしかかる。「安全安心な大会」を国際公約に掲げる菅義偉首相も、気の休まらない日々が続く。

 サッカー男子1次リーグA組で日本の初戦は、別の意味で注目されてしまった。対戦する南アフリカは選手2人、スタッフ1人の新型コロナウイルス陽性が判明。濃厚接触者の認定は18人に上った。試合開始2時間前、大会組織委員会は「予定通り20時キックオフで実施されることになりました」と発表し、試合には大きな支障がなかったが、選手は極度の緊張状態を強いられ、大会運営も綱渡りが続く。

 個人競技でも、検査で陽性となった選手の棄権が相次いだ。英国代表選手団は21日、クレー射撃の女子スキートで世界ランキング1位のアンバー・ヒル選手が、出発前の新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したため、五輪を欠場すると発表。ヒル選手は「私の今の気持ちは言葉で表せません」と悲痛なコメントを出した。さらにテコンドー女子のチリ代表選手も検査で陽性となり、25日の試合出場が不可能になって棄権した。選手村入…

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