痴漢被害の9割泣き寝入り「通報しなかった」 福岡県警アンケート

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駅のホームを巡回する鉄道警察隊の捜査員。女性の被害者には女性の捜査員が対応している=福岡市博多区で2021年5月27日、津村豊和撮影
駅のホームを巡回する鉄道警察隊の捜査員。女性の被害者には女性の捜査員が対応している=福岡市博多区で2021年5月27日、津村豊和撮影

 福岡県警鉄道警察隊が実施した痴漢被害の実態アンケートで、痴漢被害者の9割が「通報しなかった」と回答していたことが判明した。届けなかった理由は半数が「被害感情が抑圧されていた」と説明。性暴力に対する周囲の認識の軽さを背景に、被害者が泣き寝入りする現状が浮き彫りになった格好だ。

 アンケートは今年2月~3月末にインターネットで調査し、男女計3039人(女性2079人、男性960人)が回答した。県内在住が大半で、年齢別では高校生、大学生が7割近くに上った。

 それによると、女性の35・1%が過去に痴漢の被害経験があり、うち6割が複数回の被害に遭っていた。被害場所は6割以上が電車内に集中していた。

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