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通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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「ヤングケアラー」支援へ 京都市 中高生らに実態調査 /京都

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 京都市は、市内の中高生やひとり親世帯などを対象に、家族の介護や世話をする子ども「ヤングケアラー」の実態調査に乗り出す。調査結果を基に、ヤングケアラーの認知度向上や、市の支援体制づくりにつなげる。市は「まずはヤングケアラーを生み出している生活環境を把握し、対策に力を入れたい」としている。7日の市議会教育福祉委員会で明らかにした。

 調査は市立中学・高校の生徒(約3万3000人)と、ひとり親世帯(約1万3000世帯)にアンケート用紙を配布。当事者を把握している可能性のある、地域包括支援センター▽障害者地域生活支援センター▽生活保護のケースワーカー▽保育所や児童館の職員―なども対象とする。調査結果を基に、市は当事者が必要としている支援の仕組み作りを検討する。

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