ドイツ洪水被災地で「談笑」与党に批判 総選挙、有権者離れ懸念

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洪水被災地の視察中、楽しげに笑う姿がテレビに映ってしまい、批判を浴びたラシェット氏(中央)=ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州で2021年7月17日、AP
洪水被災地の視察中、楽しげに笑う姿がテレビに映ってしまい、批判を浴びたラシェット氏(中央)=ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州で2021年7月17日、AP

 ドイツで9月26日に予定される連邦議会選挙(総選挙)まで約2カ月となった。世論調査ではメルケル首相が所属する中道右派与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)を2位の環境政党・緑の党が追う構図となっている。どちらも単独での過半数獲得は難しく、対照的な政策も多い両者が選挙後に連立を組む可能性も出ている。

 両者が競い合うのが気候変動対策だ。CDU・CSUは温室効果ガス排出を2030年までに1990年比で65%減らし、45年には実質ゼロにするとの目標を掲げる。これに対し緑の党はさらに踏み込み、30年までに70%減、今後20年で実質ゼロを目指す。緑の党はこのほか、30年以降の新車販売については走行時に温室効果ガスを出さない「ゼロエミッション車」に限ることや、短距離の国内航空路線の廃止まで打ち出している…

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