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わびさび通じるミニマムさ好感 町山智浩さん 開会式を見て/1

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東京オリンピックの開会式で聖火をともす大坂なおみ=国立競技場で2021年7月23日午後11時48分、梅村直承撮影
東京オリンピックの開会式で聖火をともす大坂なおみ=国立競技場で2021年7月23日午後11時48分、梅村直承撮影

 23日夜に国立競技場(東京都新宿区)であった東京オリンピックの開会式。大会の個性やメッセージが表れるイベントをどのように見たか。映画評論家・町山智浩さんに聞いた。

「バッハ会長のあいさつは長すぎた」

 今回の開会式は、必要最小限のものだけをそろえた「ミニマム」な内容で好感が持てた。

 2008年北京五輪は、大量の人とカネを使って国の威信を示す「マキシマム」な演出だった。12年ロンドン五輪は、自国の負の歴史にも目を向ける英国人らしいシニカルな内容だった。今回の東京大会は「レス・イズ・モア」(少ない方が豊かである)、日本伝統の美学「わびさび」を感じさせた。

 米国では東京五輪に対する批判的な報道が多く出ていた。日本の新型コロナウイルスの感染拡大やワクチン接種の遅れも報じられており、選手の安全や開催を懸念する声が強かった。その点を考慮してか、…

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