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五輪と政治のつながりは、いつから深まったのだろうか。有識者3人が書籍を通して「五輪」を考えた鼎談(ていだん)書評の2回目は、国際政治学者の岩間陽子・政策研究大学院大学教授が推薦する『ベルリン・オリンピック1936 ナチの競技』(デイヴィッド・クレイ・ラージ著、高儀進訳、白水社)から。西洋史学者の本村凌二・東大名誉教授、文化社会学とジェンダー論が専門の伊藤公雄・京都産業大教授とともに、政治や戦争と密接な関係が生まれた五輪の「転機」を語り合った。司会は芥川賞作家の池澤夏樹さん。【学芸部】
デイヴィッド・クレイ・ラージ著、高儀進訳『ベルリン・オリンピック1936 ナチの競技』(白水社・3850…
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