特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

ドキドキ忘れられず 64年五輪体操得点表示係 群馬の坂上さん

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
当時の絵はがきを手にする坂上禎子さん=群馬県桐生市本町で2021年7月16日、大澤孝二撮影
当時の絵はがきを手にする坂上禎子さん=群馬県桐生市本町で2021年7月16日、大澤孝二撮影

 東京オリンピックが23日、開幕した。群馬県桐生市の元高校教師、坂上(旧姓・木村)禎子さん(76)は、オリンピックの舞台を特別な思いで見ている。1964年の東京五輪に体操競技の「得点表示係」として参加したのだ。今大会は大半の競技が無観客で開催される中、テレビの前で57年前を懐かしんでいる。

 「会場の張り詰めた雰囲気、選手の着地が決まった後の地鳴りのような歓声。自分の示す得点が世界で注目されているという独特の緊張感で終始ドキドキした経験は、今でも忘れられません」。坂上さんはあの日の感動を、まるで昨日のことのように語る。

 前橋市出身で、高校時代に器械体操の選手としてインターハイに出場した。前回の東京五輪当時は日本女子体育短大(現日本女子体育大)の2年生。大会を控えたある日、担任教師から「東京五輪の体操競技の補助員として参加してほしい」と要請された。当時も五輪の入場券は「プラチナチケット」で観覧は諦めていたが、意外な形で「アジア初の世紀の祭典」に参加できる栄誉が訪れ、しばらくは興奮が収まらなかったという。

この記事は有料記事です。

残り653文字(全文1109文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集