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抗議デモ、高ぶるバッハ会長、観客で埋まる場外…開会式の裏側

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開会式に合わせて、国立競技場近くでオリンピック開催に反対してデモ行進する人たち。警察官ともみ合う場面も=東京都渋谷区で2021年7月23日午後8時11分、小川昌宏撮影
開会式に合わせて、国立競技場近くでオリンピック開催に反対してデモ行進する人たち。警察官ともみ合う場面も=東京都渋谷区で2021年7月23日午後8時11分、小川昌宏撮影

 1824機のドローンが夜空に描いた大会エンブレム、橋本聖子・大会組織委員会会長の涙の演説、最終ランナーとして聖火台に火をともした大坂なおみ選手……。23日に開会式が行われた国立競技場内では人々の記憶に残る場面がいくつも生まれた。一方でテレビに映らない所では数々の「迷シーン」も展開されていた。

 「オリンピックはいらない」。そんなシュプレヒコールが聞こえてきたのは、午後8時に開会式がスタートした直後だ。競技場外で行われた抗議活動の声は場内にも届いていた。フィールドではちょうど、プロジェクションマッピングを使ってコロナ禍におけるアスリートの不安が表現されているところだった。ようやく開幕にこぎ着けた大会は、のっけから冷や水を浴びせられてしまった。

 貴賓席に座った国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は式典中、隣席の天皇陛下にしきりに話しかけていた。入場行進で母国のドイツが登場すると、立ち上がって大きく両手を振った。20日のIOC総会では「眠れぬ夜もあった」と胸中を明かしていただけに、この日を待ち望んでいたのだろう。あいさつに立つと、13分を超える長舌を振るった。

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