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「死ぬこと以外かすり傷」 柔道・渡名喜風南、堂々のメダル確定

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柔道女子48キロ級準々決勝、相手選手を攻める渡名喜風南(下)=日本武道館で2021年7月24日、徳野仁子撮影
柔道女子48キロ級準々決勝、相手選手を攻める渡名喜風南(下)=日本武道館で2021年7月24日、徳野仁子撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大による1年延期も、プラスに変えた。柔道女子48キロ級の渡名喜風南(となき・ふうな)=パーク24=の信条は「死ぬこと以外かすり傷」。五輪の開催可否が議論を呼んでも柔道に集中し、2018、19年の世界選手権を2連覇したダリア・ビロディド(ウクライナ)打倒のため、技を磨いた。

 ライバルのビロディドは最軽量級にしては異例の172センチの長身。長い手足を絡めつける足技や寝技を得意とすることから「アナコンダ」と呼ばれる。18年世界選手権では17歳で彗星(すいせい)のごとく現れ、優勝をかっさらった。遠い間合いからでも頭越しに襟をわしづかみにし、長い足で刈って畳に沈めてくる強敵だ。148センチの渡名喜は18年から2年連続、世界選手権決勝で苦杯をなめた。

 格闘技好きな父の影響で9歳で柔道を始めたが、帝京大2年の世界ジュニア選手権まで主要大会で優勝経験がなかった。ライバルの壁が高くても、黙々と努力できるのが渡名喜の強み。常に実績で先行していた同学年で16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの近藤亜美(26)との代表争いを制した。パーク24の園田隆二監督(47)は「やるべきことを淡々とできる。弱音を聞いたことも全くない」とメンタルの強さを評価する。

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