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内村航平「見せられる夢はここまでかな」 予選落ち、一時代に幕

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男子予選の鉄棒の演技で落下した内村航平選手=有明体操競技場で2021年7月24日、宮間俊樹撮影
男子予選の鉄棒の演技で落下した内村航平選手=有明体操競技場で2021年7月24日、宮間俊樹撮影

 東京オリンピックは第2日の24日、体操の男子予選が有明体操競技場であり、種目別の鉄棒に個人枠で出場した内村航平選手(32)=ジョイカル=は落下が響いて13・866点にとどまり、決勝に進める上位8人に入れなかった。

 その瞬間、演技を見守っていた後輩たちは言葉を失い、会場の空気は凍り付いた。磨き上げてきたH難度の「ブレトシュナイダー(コバチ2回ひねり)」から三つの手放し技を全て成功させたが、直後のひねり技でバーから手が外れ、体が跳ばされるように落下した。内村選手にとって4回目、そして最初で最後となる自国での五輪が終わった。「もうこれ以上、オリンピックで演技することはできない……」。予選敗退の現実を自らに言い聞かせるようだった。

 日本の体操界では「6種目やってこそ体操」という価値観が強かった。その6種目で争う個人総合で絶対的な強さを誇ってきたのが内村選手だ。19歳で初出場した2008年北京五輪で銀メダルに輝き、続く12年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪で2連覇。さらに、リオでは団体総合で日本に04年アテネ五輪以来となる悲願の金メダルをもたらし、「体操ニッポン」の復活を印象付けた。

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