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大平元首相の理念見直そう 香川の母校後輩が研究 多様性の時代を予見、私たちに大きな示唆 /四国

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 高度経済成長が陰りを見せていた半世紀前、精神的なゆとりを感じられる社会構造への転換を唱えた大平正芳元首相の理念を伝えようと、故郷の香川県観音寺市で母校の後輩、清水茂昭さん(70)が研究を重ねている。「温故知新。新型コロナウイルス禍で生活様式が見直される今、彼の思想を知ってほしい」と話す。

 大平は1910年、県西部の和田村(現観音寺市)に農家の三男として生まれた。大蔵省(現財務省)の官僚を経て52年の衆院選で初当選。外相、蔵相を歴任し、78年に首相の座に就くも80年6月、衆参同日選のさなかに病死した。

 71年9月、自身が会長を務める主流派閥「宏池会」の研修会で「日本の新世紀の開幕―潮の流れを変えよう」と題する政策提言を披露した。当時は東京や大阪など大都市への急激な人口流入や経済成長に伴い、過密化や公害などのひずみが目立っていた。

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