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紙面では伝えきれない皇室の方々の動きや様子を紹介する「皇室の活動」。今回は天皇陛下が開会宣言された東京オリンピックの開会式や、宮内庁による皇居・新御所の公開など7月10~23日分です。【和田武士/社会部宮内庁担当】
天皇陛下、東京オリンピック開会を宣言
天皇陛下は23日夜、東京・国立競技場で開かれた東京オリンピックの開会式に出席されました。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長や菅義偉首相らとともにプレジデンシャル・ボックスの席から午後8時に始まった式の様子を見守り、式終盤には開会宣言を行いました。
1964年東京大会の開会式には昭和天皇のほか、香淳皇后や上皇ご夫妻(当時は皇太子ご夫妻)をはじめ皇族方も出席しました。しかし、今回は新型コロナウイルスの感染拡大で無観客開催となり、大会関係者や海外要人らの出席が大幅に制限されたことなどを考慮し、陛下1人での出席となりました。競技会場での皇室の観戦も行われません。
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