不思議な生き物「粘菌」 探して育てて、その謎と魅力に迫った

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粘菌の一種「コンテリルリホコリ」の子実体(片岡祥三さん提供)
粘菌の一種「コンテリルリホコリ」の子実体(片岡祥三さん提供)

 落ち葉や朽ち木の中を動き回り微生物などを食べる一方、胞子を飛ばし繁殖する「粘菌」。博物学者の南方熊楠が研究したことでも知られる。不思議な生き物の謎に迫り魅力を広めたいと、大阪府高槻市に住む愛好家の片岡祥三さん(49)親子が各地で採集した粘菌を育て、情報発信にも取り組んでいる。コロナ禍で増えた「おうち時間」を楽しもうと、記者も飼育に挑戦した。【宮川佐知子】

 片岡さんの家を訪れると、部屋には数十個ものプラスチック容器が並んでいた。公園や山で集めた粘菌が収められており、湿ったキッチンペーパーには絵の具のしみのような鮮やかな黄色が広がる。赤や茶色のもある。

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