難民選手団初のメダル狙う　テコンドー女子で3位決定戦へ

　25日に行われた東京オリンピック・テコンドー女子57キロ級で、難民選手団のキミア・アリザデヘゼヌーリン選手（23）＝イラン出身＝が健闘し、準決勝に駒を進めた。決勝進出は果たせなかったが、3位決定戦に勝てば、2016年リオデジャネイロ五輪から2度目の結成となる難民選手団で、史上初のメダル獲得となる。

　リオ五輪ではイラン代表として銅メダルを獲得しており、イラン女子初の五輪メダリストとなった。しかしその後、ドイツへ亡命。今回は難民選手団の一員として五輪…