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陸上 男子走り高跳び 理論の跳躍、亡き師と究め 競技研究し博士号、戸辺

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日本選手権男子走り高跳び決勝で鮮やかな跳躍を見せる戸辺久保玲撮影
日本選手権男子走り高跳び決勝で鮮やかな跳躍を見せる戸辺久保玲撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 陸上の男子走り高跳びの研究論文をまとめ、博士号を取得した理論派ジャンパーがいる。技術の裏付けを徹底的に突き詰め、世界ランキング1位も経験した。7月30日、東京で自身初のオリンピックを戦う。胸の内には「亡き師」への思いがある。

 戸辺直人(29)=JAL=は筑波大大学院生だった2016年6月上旬、研究室の勉強会に参加していた。終了後、ある出席者がスマートフォンに届いたメールに気づいた。筑波大陸上部の元監督で、研究室の教授だった図子(ずし)浩二さんが急逝した。52歳の若さだった。

 茨城県土浦市であった通夜に出席したが、告別式は試合と重なった。どちらに行くか迷ったが、「図子先生なら試合に行けと言うと思った」。2人で目指した16年リオデジャネイロ五輪。代表選考会を兼ねた日本選手権は、3週間後に迫っていた。

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