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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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黒い雨訴訟 原告84人全員に被爆者手帳交付方針 国が上告断念

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「黒い雨」訴訟の広島高裁判決について上告断念を表明する菅義偉首相=首相官邸で2021年7月26日午後4時26分、竹内幹撮影
「黒い雨」訴訟の広島高裁判決について上告断念を表明する菅義偉首相=首相官邸で2021年7月26日午後4時26分、竹内幹撮影

 菅義偉首相は26日、広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を巡る訴訟で、国の援護対象区域外にいた原告84人全員を被爆者と認めた広島高裁判決を受け入れ、最高裁に上告しない方針を表明した。そのうえで原告全員に被爆者健康手帳を交付する考えを示した。首相官邸で、広島県の湯崎英彦知事と広島市の松井一実市長と面会し、この方針を伝えた。

 首相は湯崎氏らとの面会に先立ち、田村憲久厚生労働相、上川陽子法相と官邸で判決への対応を協議。その後、記者団に「熟慮した結果、84名の原告の皆さんについては、被爆者援護法の理念に立ち返るなかで救済すべきだと考えた」と述べた。「同じような事情の方についても救済について早急に検討したい」とし、今回の原告以外にも救済対象を広げる考えも示した。

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【広島・長崎原爆】

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