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シベリア抑留の本出版 建部奈津子さん(47) 体験者の話、子どもらに /北海道

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抑留者が帰国する際に配られたコートを手にする建部奈津子さん=札幌市中央区で2021年7月20日、米山淳撮影
抑留者が帰国する際に配られたコートを手にする建部奈津子さん=札幌市中央区で2021年7月20日、米山淳撮影

 第二次世界大戦後、旧ソ連によって極寒のシベリアで重労働を強いられた抑留体験者の話を児童書として出版するプロジェクトを進めている。9月3日までクラウドファンディング(CF)で資金を募っており、年内に完成する。全国の図書館200館や出資者に贈呈する予定で「新型コロナウイルスの影響で講演会などが開催できない今、本を通じて抑留の実態を伝えていきたい」と話す。

 2010年、戦争体験者の集会を手伝い、シベリア抑留体験者の話を聞く機会があった。「抑留の過酷さなど知らないことばかりだった」と衝撃を受けた。そこから関心を持ち、経験を伝える場が必要だとして15年に「シベリア抑留体験を語る会札幌」を設立。19年には札幌市の地域FM局で番組を持ち、次世代に語り継ぐ活動を続けている。

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