特集

ぐるっと東日本

「母校をたずねる」「旅する・みつける」「くつろぎの宿」「アートを歩く」などの連載を展開しています。

特集一覧

ぐるっと東日本・旅する・みつける

埼玉県吉見町 史跡巡り 時の流れ2000年の散歩 百穴、城跡、岩窟“物語” /東京

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
 
 

 埼玉県吉見町は、のどかな田園風景と丘陵が起伏する遺跡と城跡の町だ。古墳時代の遺跡である吉見百穴が有名だが戦国時代の合戦の舞台となった城跡や三重塔がそびえる寺も点在している。山頂からの展望が開けた標高30メートルの山もあり、ハイキングを兼ねて史跡巡りをしてみた。【松本信太郎】

 同町教育委員会の太田賢一学芸員にアドバイスをもらった。「吉見百穴の横穴墓は全国的にも密集具合が珍しく、松山城は曲輪(くるわ)や空堀が戦国時代そのまま。合戦時に駆けつける武士の集落『根古屋地区』も面影を残しているので歩いてみてほしい」

 さっそく、東武東上線東松山駅で下車し歩き始める。東へ30分ほど、市野川橋を渡ると、太田学芸員が言う松山城跡に着いた。丘陵先端部にある平山城で案内板に従ってしばらく上れば森に囲まれた本曲輪(本丸)に着く。なるほど曲輪の周囲の空堀も良好な状態だ。

この記事は有料記事です。

残り1002文字(全文1379文字)

あわせて読みたい

注目の特集