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川本貴弘さん=大阪・西成の中学を描いた映画監督

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映画監督の川本貴弘さん=大阪市西成区で2021年7月3日、滝川大貴撮影
映画監督の川本貴弘さん=大阪市西成区で2021年7月3日、滝川大貴撮影

川本貴弘(かわもと・たかひろ)さん(47)

 中学卒業後、バンド活動をしながら独学で映像制作を学び、20代で自主映画を撮り始めた。ライブハウスなどで上映してきたが、今夏、7年半かけて完成させた「かば」で劇場デビュー。8月の大分・湯布院映画祭での上映も決まった。1985年、日雇い労働者らが集まる大阪・西成の中学校が舞台。差別や貧困から荒れる生徒に全力で向き合う教師らの群像劇は、蒲(かば)益男さん(故人)ら実在の教師や教え子がモデルだ。

 前作を機に映画製作をやめようと思っていた頃、ファンから「蒲先生の自伝映画を撮って」と頼まれた。西成を訪れたこともなく、地域や在日韓国・朝鮮人への差別にも無関心。乗る気はなかったが、かつて同和教育を担った元教師らと語り合ううち、退職後も衰えぬ子供らへの情熱に触発された。

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