「青木ケ原樹海に生命力、光感じて」 山梨県がポスター制作

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山梨県が制作した青木ケ原樹海のイメージアップポスター=県提供
山梨県が制作した青木ケ原樹海のイメージアップポスター=県提供

 この森は「命」と「光」に満ちている――。富士山麓(さんろく)の北西に広がる青木ケ原樹海に定着したネガティブなイメージを払拭(ふっしょく)しようと、山梨県が自然の豊かさや生命力を想起させるポスターを4月に制作した。県が推進する自殺予防対策の一環だ。

 警察庁によると、2021年1~6月に県内で遺体が発見された自殺者(県外者を含む)は105人で、前年同期と比べて28人も増加している。

 20年は、県内で発見された自殺者が182人。このうち約3割は県外者だった。特に例年、富士・東部保健所管内でその傾向が顕著で、県は青木ケ原樹海を自殺の「ハイリスク地」として警戒。関係者は「樹海に対する自殺の名所といった負のイメージがドラマや小説などで定着し、自殺企図者の来訪は後を絶たない」と危機感を示す。

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