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大坂なおみ うつ告白から五輪で復帰、日本代表にこだわった理由

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東京オリンピックのテニス女子シングルス2回戦で、ポイントを奪い拳を握る大坂なおみ。日の丸をつけたユニホームで頂点を目指す=有明テニスの森公園で2021年7月26日、久保玲撮影
東京オリンピックのテニス女子シングルス2回戦で、ポイントを奪い拳を握る大坂なおみ。日の丸をつけたユニホームで頂点を目指す=有明テニスの森公園で2021年7月26日、久保玲撮影

 彼女の心は回復したのだろうか。テニス女子の大坂なおみ(23)=日清食品=は、23日夜の東京オリンピック開会式で最終聖火ランナーを務め、聖火台に火をともした。そして2日後。赤と白のカラフルなドレッドヘアに日の丸をつけたユニホームで、念願の五輪のセンターコートへ。2カ月前の騒動の影はなかった。

「なおみスマイル」の奥にあるもの

 「皆さんから質問を受けるのは、とてもハッピー。今はテニスに集中できている。五輪に出場することは子供の頃からの夢だった」。25日、女子シングルス1回戦で世界ランキング2位の実力を披露し、ストレート勝ち。朗らかな「なおみスマイル」が戻ってきた。

 騒動の発端は、全仏オープン直前の5月のことだ。精神的な負担を理由に、大坂はトップ選手に義務づけられた試合後の記者会見を拒否すると表明。1回戦後の会見には出席せず、主催者側から罰金を科された。2回戦は棄権し、自身のツイッターでここ数年、うつ状態に悩まされてきたと告白した。ツアーを一時休養し、五輪は約2カ月ぶりの「ぶっつけ本番」だった。

 約6年前から大坂を取材してきた。彼女はどちらかといえば感情で動くタイプ。率直な言動に驚かされることは多かったが、今回の「精神的な負担」という告白には特に衝撃を受けた。

 7月6日。休養中の大坂はマネジメント会社を通じ、日本のメディア向けにメッセージを発信した。重圧に揺れる心と向き合う「覚悟」、東京五輪に懸ける「決意」がつづられていた。

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