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第5日 ソフトボール 日本「夢の続き」集大成 エース上野、熟練無失点

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【日本-米国】米国を破って金メダルを獲得し、喜ぶ上野(中央)ら選手たち=佐々木順一撮影
【日本-米国】米国を破って金メダルを獲得し、喜ぶ上野(中央)ら選手たち=佐々木順一撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 七回2死。最後の打者を捕邪飛に打ち取ると、グラウンドの上野は両手を突き上げた。「感無量です」。宿敵・米国を破って13年ぶりの五輪で「連覇」を達成した日本。次々に集まる仲間の中心で、エースは右手の人さし指を高々と掲げた。

 大一番を迎え、「このマウンドに立つために13年やってきた。投げられなくなるまで投げてやる」と気合は十分だった。一回1死三塁のピンチを無失点で切り抜けて波に乗ると、変化球で丁寧にコースを突く熟練の投球で米国打線を手玉に取る。六回無死一塁で後藤の救援を仰いだが、七回から再出場。3者凡退で抑え、2度目の栄冠をつかんだ。

 長い空白期間を経て臨んだ東京五輪を上野は「一度達成してしまった夢の続き」と表現する。13年前、北京五輪では絶対王者の米国を倒すことに全力を傾けた。「あの時は追っているものが大きすぎて、しがみついてでも追うしかなかった」。金メダルの達成感が大きかった分、東京五輪に向けたモチベーションの維持に苦しんだ。それでも、年を重ねていくことによる体の変化と向き合って、五輪の舞台に上がった。

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