太平洋諸島、先行き不透明 5カ国がPIF脱退表明、存在感増す中国

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 太平洋の18カ国・地域で作る地域協力機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」からパラオなどミクロネシア地域の5カ国が脱退を表明し、関係国などと協議が続いている。台湾と断交し中国と国交を樹立する国が増えているなか、この5カ国のうち3カ国は、台湾と外交関係を維持。脱退が現実となれば、太平洋地域でのインフラ整備などを通じた中国の影響力がさらに増す可能性がある。

 PIFは1971年に結成され、オーストラリアやニュージーランドのほか太平洋の島しょ国家などが加盟。域内をまとめる一定の役割を担ってきた。ただ、近年はフィジーにある事務局や大国である豪州の発言力が強まり、加盟国内でより小さい地域単位での経済・地域統合を目指す動きも出ていた。

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