山形の「田んぼダム」1% 水害対策の一環、25年度まで3倍に

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田んぼダムの先進地となっている鶴岡市の因幡堰土地改良区の水田。他自治体からの視察も多い=山形県鶴岡市で2021年7月8日午後2時55分、野呂賢治撮影
田んぼダムの先進地となっている鶴岡市の因幡堰土地改良区の水田。他自治体からの視察も多い=山形県鶴岡市で2021年7月8日午後2時55分、野呂賢治撮影

 国が頻発する水害対策の一環として推奨し、流域治水の一つとして注目される「田んぼダム」は、米どころの山形県内で、水田全体の約1%にとどまっている。死者は出なかったが、最上川が氾濫した記録的豪雨から1年。国は、田んぼダムの取り組み面積を2025年度までに「現状の3倍以上」とする目標を掲げて、21年度から交付金を加算して活用を促す。

 20年7月27~29日に、県内に降り続いた大雨で最上川水系が各地で氾濫し、26市町村の計1200棟超で全半壊などの建物被害が発生。農地なども合わせた被害総額は約400億円に上った。

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