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「金の卵」が「金」への道 名伯楽に見いだされ 柔道・新井千鶴

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2019年の世界選手権に出場した女子70キロ級の新井千鶴選手(左)=東京・日本武道館で2019年8月29日、喜屋武真之介撮影
2019年の世界選手権に出場した女子70キロ級の新井千鶴選手(左)=東京・日本武道館で2019年8月29日、喜屋武真之介撮影

 東京オリンピック柔道女子70キロ級の新井千鶴選手(27)は28日、五輪初出場で優勝を果たした。高校3年の夏まで全国大会に出たことがない無名の存在だったが、女子柔道界の名伯楽に見いだされた「金」の卵だった。

 優勝が決まった瞬間、笑顔を見せ、応援してくれた関係者らに向かって左拳を突き出した。畳から下りてコーチと抱き合うと、うれし涙がほおを伝った。決まり手は169センチの長身をいかした足技。自分の才能を信じてくれた恩師の読み通りの展開となった。

 11年前、とある高校生の大会を視察していた三井住友海上女子柔道部の柳沢久前監督(74)は、ひょろりとした女子選手を目で追っていた。埼玉の県立高校2年の新井選手だった。「荒っぽい柔道だ。だが、背が高く手足も長い。外国人選手も苦にしなさそうだ」。高校3年になった時、伸びしろにほれてスカウトした。

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