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憂楽帳

50年以上続く毎日新聞夕刊社会面掲載のコラム。編集局の副部長クラスが交代で執筆。記者個人の身近なテーマを取り上げます。

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有藤さんをしのぶ

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 「去る三月十一日、夫有藤(ありとう)寛一郎が九十二歳にて永眠いたしました。(中略)好きなことを仕事にし、自由に生き、多くの出会いをいただいて、よい人生だった……」。奥様からの訃報に胸が締めつけられた。JR京浜東北線の埼玉・蕨(わらび)駅線路沿いにあった有藤書店。全国の外国文学好きにとって楽園のような古書店だった。仏独を軸に素晴らしい品ぞろえで、良心的な値段が魅力。学生時代から…

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