訃報

黒木義博さん 75歳=新田原爆音訴訟・原告団共同代表 /宮崎

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黒木義博さん
黒木義博さん

 航空自衛隊新田原基地爆音訴訟の原告団共同代表、黒木義博(くろぎ・よしひろ)さんが27日夜、急性白血病のため死去した。75歳。葬儀は29日午前10時40分、宮崎市佐土原町下田島9086の佐土原北メモリードホール。自宅は新富町三納代2518。喪主は妻智津子(ちづこ)さん。

 滑走路から約1キロの集落で智津子さんと50年以上暮らし、農業を営んできた。2000メートル滑走路を備えた基地ができた1958年以来、眼前を戦闘機が往来し、国が防音工事の補助対象とするうるささ指数(W値)75を超える85の区域だ。

 75年の空自小松基地(石川県)周辺住民の提訴に共鳴し、運動を宮崎にも広げようと奔走。近年、全国の他基地の訴訟で国に賠償を命じる判決が相次ぎ、飛行差し止めや将来分の賠償を認める判決も。仲間に働き掛け、2017年12月、宮崎地裁への提訴にこぎ着けた。「子や孫のために」の一念だった。

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