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鉄道向け空調機器などの検査不正が明らかになった三菱電機は、新たに就任した漆間啓社長の下で再生を目指すことになった。35年以上にわたって不正が続いた原因の究明と再発防止策の策定を急ぐが、1週間前にも新たな品質不正が判明したばかり。新体制で内向きな企業体質を根本から改革できるかが問われる。
信頼回復「私が先頭」
「危急存亡のときに直面している。私が先頭に立ち、経営刷新と信頼回復に全力を挙げていく」。東京都内で28日に記者会見した漆間氏は「変革」という言葉を繰り返し、社内風土の抜本的な改善を目指す考えを示した。
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