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金の卵、名伯楽が発掘 柔道女子新井、高3で奮起

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柔道女子70キロ級で、優勝を笑顔で喜ぶ新井千鶴選手(左)=日本武道館で2021年7月28日、徳野仁子撮影
柔道女子70キロ級で、優勝を笑顔で喜ぶ新井千鶴選手(左)=日本武道館で2021年7月28日、徳野仁子撮影

 東京オリンピック柔道女子70キロ級の新井千鶴選手(27)は28日、五輪初出場で優勝を果たした。高校3年の夏まで全国大会に出たことがない無名の存在だったが、女子柔道界の名伯楽に見いだされた「金」の卵だった。

 11年前、とある高校生の大会を視察していた三井住友海上女子柔道部の柳沢久前監督(74)は、ひょろりとした女子選手を目で追っていた。埼玉の県立高校2年の新井選手だった。「荒っぽい柔道だ。だが、背が高く手足も長い。外国人選手も苦にしなさそうだ」。高校3年になった時、伸びしろにほれてスカウトした。

 柳沢さんは女子柔道界では指導者の「パイオニア」として知られる。1977年、29歳で柔道の総本山「講道館」女子部の強化を任された。国内ではなかった女子柔道の試合が、ようやく始まろうとしていた時代だ。女子柔道が五輪で初めて実施された88年ソウル大会では監督を務めた。

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