特集

Gender×JAPAN

東京五輪を前に次々と明らかになった日本の深刻なジェンダーギャップ。意識のアップデートのために何が必要?

特集一覧

私が思う日本

黙らない女性になろう 生きづらさを解消するために

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「#MeToo」のプラカードを持ち、集会に参加する人たち=東京都新宿区で2018年4月28日、丹治重人撮影
「#MeToo」のプラカードを持ち、集会に参加する人たち=東京都新宿区で2018年4月28日、丹治重人撮影

 東京に駐在する外国メディア特派員の目に、私たちの社会はどう映っているのだろうか。韓国、フランス、米国、バングラデシュ、シンガポールの個性豊かな記者たちがつづるコラム「私が思う日本」。第16回は聯合早報(シンガポール)の符祝慧・東京特派員が、日本の女性を取り巻く問題についてつづる。

 「日本の女性って、生きづらいんでしょう?」

 友人からの便りで、こう聞かれることがよくある。多くの外国人は、日本が男尊女卑の国であり、女性の地位は男性に及ばないと考えている。中国語のSNSでは「日本に行く女性が知っておくべき」注意事項が次のように列挙されている。

 ▽トイレでは(温水洗浄便座の擬音装置の)「音姫」を押すことを忘れない

 ▽高校卒業後の女性は、礼を失するので、出かける際には必ず化粧をする

 ▽食事の場では必ずお茶やお酒をつぐのを手伝う

 ▽靴を脱ぐことを求められるレストランでは、靴をそろえる。

 ▽あぐらは品がないので絶対にしてはならず、正座か、両足を横に崩して座らなければならない。

 こうした細々した生活上のルールは、日本女性の社会的地位をかなりの程度、反映している。中でも職場で女性が受けるハラスメントや差別は根深い社会問題だ。

この記事は有料記事です。

残り2845文字(全文3357文字)

【Gender×JAPAN】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集