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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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「映画 太陽の子」の柳楽優弥、有村架純 非日常を生きる強さ

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「映画 太陽の子」で熱演を見せた柳楽優弥さん(左)と有村架純さん=Ⓒ2021 ELEVEN ARTS STUDIOS/「太陽の子」フィルムパートナーズ
「映画 太陽の子」で熱演を見せた柳楽優弥さん(左)と有村架純さん=Ⓒ2021 ELEVEN ARTS STUDIOS/「太陽の子」フィルムパートナーズ

 俳優の柳楽優弥さんと有村架純さん、故三浦春馬さんが出演する「映画 太陽の子」(黒崎博監督)は、日本の原爆開発を背景に、戦時下を生きる若者の青春を描く。戦争という非日常を日常として受け止めていく3人の等身大の姿からは「懸命に生き抜く若者たちの力強さ」(柳楽さん)が伝わる。有村さんは「先行きが不透明な今だからこそ、未来を考えるきっかけに」と訴え、新型コロナウイルス禍の現代と76年前をつなぐ。役作りや思い出のシーン、3人で過ごした楽しい記憶についても語ってくれた。【倉田陶子】

戦争を意識し科学者の知識学び撮影

 「戦争というものを意識し、知らなかった歴史と向き合いながら撮影が進んでいきました」と話す柳楽さん。第二次世界大戦末期、柳楽さん演じる科学者の石村修は、軍の密命を受けた京都帝国大学物理学研究室の一員として、原子核爆弾の開発に携わっていた。

 現在の京都大学などで戦時中に進められたという“日本の原爆研究”に着想を得た今作。柳楽さんは撮影が始まる直前の2019年8月、研究室のメンバーを演じる他の俳優と共に爆弾の仕組みや化学記号、数式など科学者として必要な知識を学んだ。また、京大を訪れるなどして役作りに取り組んだ…

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