郡山爆発1年 原因不明、責任不確か 業過致死傷容疑 県警は捜査継続 /福島

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ガス爆発で建物などが解体、整地された事故現場。被害を受けた東邦銀行新さくら通り支店の建物(右奥)は今も閉鎖され、店舗営業は市内の別の場所に移転された=福島県郡山市島2で2021年7月29日、熊田明裕撮影
ガス爆発で建物などが解体、整地された事故現場。被害を受けた東邦銀行新さくら通り支店の建物(右奥)は今も閉鎖され、店舗営業は市内の別の場所に移転された=福島県郡山市島2で2021年7月29日、熊田明裕撮影

 1人が死亡、19人が重軽傷を負った郡山市の大手飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」郡山新さくら通り店の爆発事故は、30日で発生から1年になる。事故原因は今も分からず、補償の責任も不確かなままで、県警はガス販売会社など関係者から任意で事情を聴くなど業務上過失致死傷容疑で捜査を続けている。

 事故が起きた現場は今、建物もなく整地されたままになっている。郡山消防本部によると、強烈な爆風は550メートル先の窓ガラスも割った。3月29日時点で、建物232棟、車57台などが被害を受け、被害額は計約12億2600万円に上る。

 「あの時は買い物で外出していて。帰宅したら……」。現場から約100メートル離れた木造の民家に住む女性(65)は振り返る。玄関やリビングの窓ガラスはことごとく割れ、破片が飛び散っていた。修繕費は約550万円になり、「保険だけでは賄えず、市の見舞金などで何とか直した」と話す。

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