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新型コロナ 新規感染1万人超 かすむワクチン効果 未接種世代、デルタ株猛威

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渋谷スクランブル交差点を行き交う大勢の人たち=東京都渋谷区で2021年7月28日午後5時56分、小出洋平撮影
渋谷スクランブル交差点を行き交う大勢の人たち=東京都渋谷区で2021年7月28日午後5時56分、小出洋平撮影

 新型コロナウイルスの新規感染者数が全国で初めて1万人を超えた。12日に東京都で緊急事態宣言が発令されてから2週間あまりが過ぎたが、感染拡大に歯止めがかからないばかりか、政府は首都圏3県と大阪府に宣言の発令対象を広げる方針だ。なぜ感染拡大は収まらないのか。

未接種世代、デルタ株猛威

 政府が旗振り役となり、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させているが、その効果を上回る形で感染者数が全国的に広がっている。背景にあるのがインド由来の変異ウイルス「デルタ株」だ。

 今月12日から緊急事態宣言が発令されているが、感染拡大が著しい東京都を中心に繁華街の夜間人口は政府が期待するようには減っていない。飲食店を中心とした人と人との接触機会を逃さず、感染力の強いデルタ株が感染拡大を引き起こしている。宣言で人出が減らないことも合わせ、専門家も「何をすれば良いか分からない」と頭を抱える。

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