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内田博文さん=国立ハンセン病資料館の3代目館長に就任

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国立ハンセン病資料館の3代目館長に就任した内田博文さん=矢頭智剛撮影
国立ハンセン病資料館の3代目館長に就任した内田博文さん=矢頭智剛撮影

内田博文(うちだ・ひろふみ)さん(74)

 深刻な人権侵害をもたらした国の隔離政策の歴史を伝える国立ハンセン病資料館(東京都東村山市)。7月1日付で3代目館長に就いた。1993年の開館以来、旧厚生省幹部や国立ハンセン病療養所園長など国の施策に関わってきた医師が務めてきた館長職に、法学者(刑事法)が起用されるのは異例だ。

 ハンセン病問題と出会ったのは90年代に入って間もなく。九州大で患者の権利の法制化を研究する中、ハンセン病の隔離政策が患者の権利を最も侵害してきたと痛感。ゼミ生と菊池恵楓園(けいふうえん)(熊本県合志(こうし)市)に通った。入所者への断種・堕胎や強制労働だけでなく、家族も結婚や就職を諦めざるを得なかった事実。一家が根こそぎ人生を奪われた被害の深刻さに心が痛んだ。

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