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桜を見る会

安倍首相主催の「桜を見る会」に首相の後援会関係者が多数招待され、「公費の私物化」と批判されています。

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江川紹子さんが不起訴不当に見た「国民のいら立ち」 桜を見る会

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戦後70年にあたり、談話を発表する安倍晋三首相(当時)=首相官邸で2015年8月14日、藤井太郎撮影
戦後70年にあたり、談話を発表する安倍晋三首相(当時)=首相官邸で2015年8月14日、藤井太郎撮影

 前首相の関与が改めて捜査されることになった。「桜を見る会」前夜祭の費用補塡(ほてん)問題を巡り、安倍晋三前首相に対する東京地検特捜部の不起訴処分の一部を「不当」とした検察審査会の議決。市民団体や有識者からは30日、疑惑の徹底解明を求める声が上がった。

 議決は午後3時、東京地裁南門の掲示板に張り出された。小雨が降る中、検察審査会の事務局職員が議決書を張っていくと、報道陣のカメラが向けられた。

 刑事告発した「『桜を見る会』を追及する法律家の会」は東京都内で記者会見した。泉沢章弁護士は「審査会は最大限の判断をしてくれた。検察は基本に立ち返って捜査を尽くすべきだ」と力を込めた。

 泉沢弁護士は安倍前首相が事実と異なる答弁を国会で繰り返したことを問題視してきた。議決が「『秘書がやったこと』と関知しない姿勢は国民感情として納得できない」と批判した点を「『虚偽答弁』は政治家の資質が問われる。安倍前首相は重く受け止め、辞職すべきだ」と述べた。

 議決は「桜を見る会は公的行事にもかかわらず、招待されるべき資格のない人たちが多数参加している。国民から疑念を持たれないよう参加候補者を選定すべきだ」と付言した。この点も「桜を見る会の私物化に対する国民の批判を受け止めてくれた」と評価した。

 議決について、ジャーナリストの江川紹子さんは…

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