文字で伝える「要約筆記者」 手話に比べ認知度低く、人材不足も

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講師の話す内容を文字にする要約筆記者=和歌山市手平2の和歌山ビッグ愛で2021年7月1日午前10時43分、橋本陵汰撮影
講師の話す内容を文字にする要約筆記者=和歌山市手平2の和歌山ビッグ愛で2021年7月1日午前10時43分、橋本陵汰撮影

 話の要点をまとめ、聞き手に文字で伝える要約筆記のための人材を育成する2021年度の和歌山県要約筆記者養成講座・手書きコース(県聴覚障害者情報センター主催)が、和歌山市手平2の和歌山ビッグ愛6階の研修室で始まった。要約筆記は会話の内容などを紙に書いたり、パソコンで打ち込んだりして耳の不自由な人らに伝えるもの。その重要性や課題について取材した。【橋本陵汰】

 「難聴者は『菊』を『肉』、『すし』を『牛』と聞き間違えることがある」。7月上旬の初回講座では、県中途失聴・難聴者協会に所属する2人が講師を務め、具体的な事例を挙げながら、聴覚障害者らに文字で情報を保障することの大切さを訴えた。講座では実際に要約筆記者らが講師の話の内容を文字にし、スクリーンに映し出すなどしていた。

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