感染症研究「BSL4」実験棟完成 長崎大「住民に丁寧に説明」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
BSL4の実験棟=長崎市坂本の長崎大坂本キャンパスで2021年7月29日午後5時48分、田中韻撮影
BSL4の実験棟=長崎市坂本の長崎大坂本キャンパスで2021年7月29日午後5時48分、田中韻撮影

 エボラウイルスなど致死率の高い病原体を取り扱う「バイオセーフティーレベル(BSL)4」の実験棟が30日、長崎市の長崎大坂本キャンパスに完成する。BSL4施設は国内では国立感染症研究所村山庁舎(東京)に次ぎ2カ所目。【田中韻】

 BSL4施設は長崎大が2010年に設置計画を発表。16年に政府が「国策」として支援を決定し、18年12月に着工した。建設工事費は約75億円。

 今回完成するのは地上5階建て、延べ床面積約5200平方メートルの実験棟。危険度の最も高い「レベル4」の病原体を扱う実験室を2室設け、レベル2、3の病原体を扱う実験室も併設する。病原体を使って感染症の仕組みを解明する他、治療薬やワクチン開発につながる基礎研究や人材育成などを担う。

この記事は有料記事です。

残り265文字(全文589文字)

あわせて読みたい

注目の特集