英語民間試験と記述式導入 文科省が正式断念 共通テスト改革

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大学入学共通テストに臨む受験生ら=東京都文京区の東京大学で2021年1月16日、北山夏帆撮影
大学入学共通テストに臨む受験生ら=東京都文京区の東京大学で2021年1月16日、北山夏帆撮影

 文部科学省は30日、2025年以降の大学入学共通テストでの英語民間試験と記述式問題の導入を断念することを正式発表した。一方で「外国語におけるコミュニケーション能力や思考力、判断力などを評価していくことは重要」として、個別入試では導入が望ましいとの考えを各大学や都道府県教委などに通知した。

 25年は高校の新学習指導要領(22年度の新入生から)で学んだ生徒(現在の中学3年生)が初めて大学入試に臨むことになるため、実施方法や出題教科の見直しが議論されてきた。

 通知では、実社会においてデータ分析の重要性が高まっている実態などを踏まえ、「情報」を共通テストの出題教科に加える方針も示した。一方、大学教員らが担う問題作成業務や、収支が悪化している大学入試センターの財政面の負担を軽減するため、地理歴史や数学などの科目数を絞り、現在の6教科30科目を7教科21科目に再編する。

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