再犯の背景に「生きづらさ」 香川大生が孤立防止プロジェクト

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映画「プリズン・サークル」の上映会後、坂上監督(右)に質問するPROSのメンバー=香川県高松市幸町の香川大で2021年7月5日午後7時7分、西本紗保美撮影
映画「プリズン・サークル」の上映会後、坂上監督(右)に質問するPROSのメンバー=香川県高松市幸町の香川大で2021年7月5日午後7時7分、西本紗保美撮影

 香川大の学生団体が、刑務所などの出所者の再犯を防ぐ活動に取り組んでいる。多くの受刑者が何度も犯罪に手を染める背景には、服役後も身寄りがなく安定した職にも就けず、社会から孤立してしまう「生きづらさ」があるという。活動の現場を取材した。

 7月初旬、香川大でドキュメンタリー映画「プリズン・サークル」(2019年)の上映会が開かれた。企画したのは20年夏に発足した同大の学生団体「さぬき再犯防止プロジェクト(PROS)」。法学部の1~4年生25人が活動しており、この日は学生など約200人が集まった。

 映画は、官民協働運営の刑務所・島根あさひ社会復帰促進センター(島根県浜田市)を舞台に、服役中の若者が対話を通じて新たな生き方を見つける姿を描いた作品だ。国内の実際の刑務所で初めて長期撮影された。

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