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「第一線は今回で…」柔道・原沢久喜、貫いた最後まで戦う姿勢

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柔道男子100キロ超級、準決勝で敗れ膝に手をつく原沢久喜=日本武道館で2021年7月30日、徳野仁子撮影
柔道男子100キロ超級、準決勝で敗れ膝に手をつく原沢久喜=日本武道館で2021年7月30日、徳野仁子撮影

 消灯後の真っ暗になった部屋で、布団にくるまりながら自らに問いかけた。「自分はどうありたいのか。自分から柔道をとったら何が残るのか」

 柔道男子100キロ超級の原沢久喜(29)は、2016年のリオデジャネイロオリンピックで銀メダリストに輝いた。しかし、その後の試合では全く勝てなくなった。周囲から「超人的」とも評される練習量があだとなり、疲れが蓄積して回復しなくなる「オーバートレーニング症候群」に陥ったからだ。

 約2カ月間の休養中、自問自答を繰り返した末に決断を下す。所属していた会社を辞め、柔道界では異例の「フリー」の選手になるという選択だった。

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