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情熱大陸

アーボリスト/松岡秀治 木を守るために、木を伐る 知られざる“樹上"の世界!

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「情熱大陸」に登場する松岡秀治=MBS提供 拡大
「情熱大陸」に登場する松岡秀治=MBS提供

 アーボリストの松岡秀治がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、8月1日午後11時~)に登場する。

 アーボリストは「arbre=木」という名称にあるように「木の専門家」。人と木の共存をはかり、重機をなるべく使わず、また木の表面を傷つけないためにロープを使って高い木に登ることで樹木の管理をするのが仕事だ。欧米由来の「ツリークライミング」と呼ばれる技術を身につけた、問題のある木の危険を安全に取り除くスペシャリスト。日本でアーボリストの資格を持つ人は、わずか数十名にとどまるという。

 欧米でアーボリストという職業は身近な存在で、特に山の多い国ではこの仕事に憧れを持つ子どもも多いという。松岡も、アーボリストが小さな子どもたちにとって “カッコイイ”職業になれることを目指し、ツリークライミング体験会を定期的に開いている。

 松岡にオファーがかかる仕事は、超高木と呼ばれる素人では管理が難しくなった木が多い。ただ切り倒すのではなくいらない枝を落とし、木を元気にさせてあげる。

 “木を切ることが木を守ることである”というアーボリストの常識を少しでも多くの人に知ってもらいたいという松岡。公園にある40メートルものケヤキの危険な枯れ枝剪定(せんてい)や、水害によって崩れた道路際の斜面に生える高木の伐採、さらに美術庭園やお寺にある古い高木の活かし方に悩む現場を追いかけた。

 樹木医と違う、登って初めてわかる樹上にはきっと知らない世界が広がっている!

<プロフィル>松岡秀治(まつおか・ひではる) 1972年1月23日東京生まれ。2000年長野県飯田市に Iターンし、2014年まで森林組合技能職員として勤務。2013年JTCC(Japan Tree Climbing Championship)優勝。最近の大会でも優勝した現チャンピオンでもある。世界大会のITCC(International Tree Climbing Championship )に出場し入賞。のちに独立し、ツリーライフサポートを創業した。アーボリストとして技術力が評価され、世界屈指のチェーンソーメーカー・ハスクバーナーゼノアや、ノコギリメーカー・ユーエム工業のモデルに採用された。近年トレーナーとして樹上のスキル及び安全管理などのセミナーを開催。また将来林業を目指す高校生・大学生らの講師を務める。樹護士アーボリスト有資格者(ATI 認定) 、ツリーワーカークライマースペシャリスト有資格者(ISA 認定) 。

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