- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

戦争放棄などを掲げた憲法9条の存在を広く知ってもらうために国内外の各地に設置されている「九条の碑」を、足立区民有志が都内で初めて設置する。医療法人などで構成する東都保健医療福祉協議会が協力し、所有する敷地内(同区柳原1)に来春建立される予定で、有志たちは「家族連れなど多くの人に碑を見に来てもらい、日本の平和と9条を学ぶ場にしてほしい」と話している。
九条の碑は日本国憲法第9条の条文を石碑などに刻印したもので、海外ではトルコとスペイン領カナリア諸島の2カ所、国内では那覇市や埼玉県春日部市など23カ所に設置されているという。大半は市民有志が平和を祈って建立したもので、足立区でも昨年、碑の存在を知った市民団体「千住九条の会」が「東京で初の碑を作ろう」と発案。約40人の区民有志で「九条の碑を建立する会」を設立し、クラウドファンディングなどで資金を集…
この記事は有料記事です。
残り274文字(全文650文字)