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密着 五輪の理念実現へ 東京から規制緩和 声上げる選手たち 人種、ジェンダー差別抗議

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足首まで覆う「ユニタード」を着て女子個人総合決勝に臨むドイツのキム・ブイ(中央)=有明体操競技場で2021年7月29日、宮間俊樹撮影
足首まで覆う「ユニタード」を着て女子個人総合決勝に臨むドイツのキム・ブイ(中央)=有明体操競技場で2021年7月29日、宮間俊樹撮影

 人種差別、ジェンダー平等、メンタルヘルス――。東京オリンピックで、選手たちが社会的な問題を巡り声を上げ始めている。国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会は平和や人権、多様性などの理念を掲げているが、東京五輪では森喜朗前組織委会長の女性蔑視発言などの問題が相次いだ。大会理念の実現に向けたうねりも、主役は選手たちのようだ。【金子淳】

 競技初日となった21日。札幌ドームで行われたサッカー女子・英国―チリ戦でピッチに散った選手たちが試合前、片膝をついた。人種差別への抗議を示す意味があり、2020年から世界的に広がった「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)」運動に共感を示す行為だ。「膝つき」はほかの試合でも相次ぎ、24日には日本チームの選手も対戦相手の英国とともに行った。熊谷紗希主将(30)=バイエルン・ミュンヘ…

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