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厳戒下の祭典で

緊急事態宣言が続く厳戒態勢の中で東京五輪が始まりました。人は、街は、どのような表情を見せるのでしょうか。

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東京の医療現場 ぎりぎりの「最後のとりで」 鳴りやまぬ医師の携帯

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集中治療室で新型コロナウイルスの患者に対応する看護師=東京都港区の虎の門病院で2021年7月30日午後5時53分、幾島健太郎撮影
集中治療室で新型コロナウイルスの患者に対応する看護師=東京都港区の虎の門病院で2021年7月30日午後5時53分、幾島健太郎撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。7月23日の東京オリンピック開幕から1週間あまり。1300人台だった東京都内の新規感染者は五輪と時を合わせるように増え続け、31日に初めて4000人を超えた。30~31日、都内有数のコロナ病床を抱える2病院の了解を得て患者に対応する現場に入ると、これまでにはなかった事態が起きていた。【春増翔太】

 30日夕、虎の門病院(港区)にまた1台、救急車が入っていく。この1週間、特に逼迫(ひっぱく)度が強まったのが、コロナの疑いがある患者に特化して対応している救急外来だ。夜になっても応急用の十数床は大半が埋まり、看護師がベッドの間を縫うように動き回っていた。

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