特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

マタニティー婚、美しく コロナ下、体に合うドレス店人気

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
結婚式当日の体形を予測し、おなか部分を膨らませた状態でウエディングドレスを試着する女性(右)。着心地などを花谷珠里さんが確認した=名古屋市中村区で6月、加藤沙波撮影
結婚式当日の体形を予測し、おなか部分を膨らませた状態でウエディングドレスを試着する女性(右)。着心地などを花谷珠里さんが確認した=名古屋市中村区で6月、加藤沙波撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で、結婚式を延期する間に子どもを授かったり、妊活を始めたりする女性たちがいる。コロナ下ではマタニティー婚をよりポジティブに考える人が増えているといい、マタニティー花嫁専門のウエディングドレス店には多くの相談が寄せられている。

 公益社団法人「日本ブライダル文化振興協会」(東京都)の推計によると、2020年度に約27万組のカップルが挙式を延期・中止したとされる。ブライダル業界のコロナ禍の経済損失は今年5月現在、約1兆円に上ると試算。現在は回復基調だが、依然厳しい状況にあるという。

 6月下旬、マタニティー花嫁専門のウエディングドレス店「JADEE(ジェイディ)」(東京都渋谷区)が名古屋市内のホテルの一室で開いた試着会に、岐阜県瑞穂市に住む妊娠6カ月の女性(32)の姿があった。20年夏に婚姻届を出したが、コロナ禍などで式の開催時期を模索する中で妊娠が判明した。

この記事は有料記事です。

残り1288文字(全文1684文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集