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室町の兄妹・流れ公方と忘れられた尼

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室町の兄妹・流れ公方と忘れられた尼

/5 身代わりとなった父 逃走に同行した息子 守られた、命懸けの約束 /京都

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 1493年の「明応の政変」直後に成立した狂歌集で「褒めぬ人いない」と絶賛された木阿弥と、息子の幸子。何をしたのか、たどろう。

    ◇

 さほど時代を経ずに成立した可能性がある軍記物語「応仁後記」は、政変後に監禁されていた前将軍・足利義稙(よしたね)の「嵐の夜の大脱走」を次のように記している(一部を要約・現代文に改変)。

 「獄舎を造りて入れ置き、遁世者(とんせいしゃ)ただ一人配膳の役にぞ侍(はべ)らせける。他に出入りすること堅く禁ず。(義稙の)伯母比丘尼(びくに)ばかりが番人の許しを得て御見舞いす」

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