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第10日 体操 萱、次こそは金 F難度、ここぞで攻めた

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種目別のあん馬の演技を終えて感情を表す萱和磨=有明体操競技場で2021年8月1日、宮間俊樹撮影
種目別のあん馬の演技を終えて感情を表す萱和磨=有明体操競技場で2021年8月1日、宮間俊樹撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 予選よりもDスコア(演技価値点)を0・2点上げた構成で果敢に攻めた。今大会初めて投入したのはあん馬の上で倒立して開脚旋回するF難度の大技「ブスナリ」。萱が種目別に備えて温存していた技だ。納得のいく内容に、演技後はいつものように右拳を突き上げて喜びを表現した。

 初めて世界の舞台に立った時は、あん馬のスペシャリスト扱いだった。2015年世界選手権で銅メダルを獲得し、団体総合でも決勝で起用されたのはあん馬の1種目だけだった。それでも、日本の弱点とされたあん馬で萱の存在は大きく、37年ぶりの団体総合優勝に貢献した。

 しかし、翌16年リオデジャネイロ五輪は代表入りできず、補欠としてチームに同行した。団体総合で04年アテネ五輪以来の金メダルに歓喜する仲間の姿をスタンドから複雑な思いで見つめた。あれから5年、苦手種目を地道に克服し、6種目で争う個人総合でも国内トップを狙える選手に成長した。

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