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第10日 陸上 男子走り高跳び 戸辺、ほろ苦13位

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男子走り高跳び決勝、2メートル24を成功させた戸辺直人の跳躍=国立競技場で2021年8月1日、大西岳彦撮影
男子走り高跳び決勝、2メートル24を成功させた戸辺直人の跳躍=国立競技場で2021年8月1日、大西岳彦撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 男子走り高跳びの日本選手で49年ぶりとなる五輪決勝の舞台。戸辺は13人のファイナリスト(決勝進出者)で最初に競技を終えた。「悔しいに尽きる」。力なく座り込み、海外選手の跳躍を見守り続けた。

 筑波大大学院で博士号を取得した理論派ジャンパーは、予選で2メートル28をクリアして通過。しかし、「アキレス腱(けん)が予選から気になって、直前も違和感があった。うまく踏み切りで体が上がっていかなかった」。2メートル27を3回失敗。腰に手をやるなど、跳躍に満足いかない様子を見せた。

 亡き恩師と目指した五輪だった。リオデジャネイロ五輪の代表選考会が3週間後に迫っていた2016年6月、筑波大陸上部の元監督で、研究室の教授だった図子(ずし)浩二さんが52歳の若さで急逝した。追い打ちをかけるように、リオ五輪も落選。悲しさと悔しさが募った。それでも、コーチングや跳躍選手のトレーニング方法を研究していた図子さんの遺産が、戸辺の道しるべになった。「トレーニングは(科学的な根拠に基づく)『…

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