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第10日 陸上 男子100、新時代 ヤコブス金、イタリア初

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男子100メートル決勝、1位でフィニッシュするイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(右)=国立競技場で2021年8月1日、久保玲撮影
男子100メートル決勝、1位でフィニッシュするイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(右)=国立競技場で2021年8月1日、久保玲撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 フィニッシュすると両拳を握り、右手で何度も胸をたたいた。男子100メートルを制した世界ランキング8位のヤコブスは、「夢だ、夢だ。ファンタスティック。今日は信じられない」と興奮気味。世界が注目する五輪の男子100メートルで初めてイタリア人が最速の称号を手にした。

 2008年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロと史上初の五輪3連覇を果たしたウサイン・ボルト(ジャマイカ)が、17年限りで現役を引退。新たな王座を争うレースで、ヤコブスはスタートに鋭さを欠いたものの、上体がぶれない走りで前だけを見据えた。大きなストライドで追い上げ、後半に逆転。最後は胸を突き出し、2位のカーリー(米国)に約40センチの差をつけた。「オリンピックに勝つことは私の子供の頃からの夢だった。夢が実現した。いつも私を支えてくれた家族、子供たち、子供の頃から一番のファンだったお母さん、そしてフォローしてくれたチームに感謝したい」と喜びがあふれた。

 米国生まれでイタリア人の母を持ち、幼少期にイタリアに移り住んだ。五輪は初出場の26歳は19年に出場した世界選手権では準決勝止まりというダークホースだ。五輪までの自己ベストは9秒95で、日本記録保持者の山県亮太(セイコー)と同タイム。趣味は自動車のF1やバスケットボールだという。

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