世界自然遺産・知床 ヒグマ遭遇率「9割」 新たな感動体験創出へ

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カラフトマスを捕獲したヒグマ。環境省と農林水産省の連携で、限定した形で観光客がこうした光景を見ることが可能になるかもしれない=知床の最奥部で1999年9月23日、本間浩昭撮影
カラフトマスを捕獲したヒグマ。環境省と農林水産省の連携で、限定した形で観光客がこうした光景を見ることが可能になるかもしれない=知床の最奥部で1999年9月23日、本間浩昭撮影

 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)の世界自然遺産登録が7月26日に決まったが、北海道の知床は2005年に同遺産に登録された後、どう変わったのか。16年間の変化と、さらなる魅力創出に向けた新たな動きを探った。【本間浩昭】

 登録前後から知床の「スター」に躍り出たのは、海の動物たちだった。尾びれを高く上げて深海へと潜るマッコウクジラや黒白のコントラストが鮮やかなシャチの群れは、羅臼港(羅臼町)発の観光船がネットで発信する目撃情報や口コミを通じて観光客を集めた。

 登録10年を過ぎたころから、海岸線をうろつくヒグマにも熱視線が注がれ始めた。

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